所長あいさつ

 

 群馬県総合教育センターのホームページをご利用いただきありがとうございます。
 当センターの歴史は、昭和29年6月25日に本県教育の充実振興を図ることを目的に設置された「群馬県教育研究所」から始まります。以来、今日まで様々な事業を行うとともに、多くの方々にご利用いただいております。
 本県では、現在、「第4期群馬県教育振興基本計画 群馬県教育ビジョン」の最上位目標「自分とみんなのウェルビーイングが重なり合い、高め合う共生社会へ向けて~ひとりひとりがエージェンシーを発揮し、自ら学びをつくり、行動し続ける『自律した学習者』の育成~」を実現するために、事業の企画・運営を推進しています。
 これからの時代を生きていく子どもたちに必要なことは、「自分で考えて、自分で決めて、自分で動き出す」ことのできる自律した学習者たることです。これまでの学校観にとらわれない新たな視点が必要になってきています。そのため、当センターとしては、今日まで積み上げてきた伝統と成果を大切にしつつ、その検証を行い、新たな教育に向けて挑戦していきたいと考えています。
 なお、当センターが所管する事業については以下の通りです。
◆「研修事業」では、教職員の資質向上を図るために、魅力ある講座を開設し、学校や教職員の課題解決をサポートすると共に、教育研修員研修を通して人材育成に努めます。
◆「調査研究事業」では、教育の今日的課題や学校等が抱える教育課題の解決に役立つよう調査研究を行います。
◆「教育活動支援事業」では、「カリキュラムセンター」における教育関係資料の収集・提供及び研修支援隊の派遣や「ぐんまスクールネット」でのインターネット接続拠点としての環境提供を行います。
◆「相談事業」では、子ども教育相談室では、学校・園の生活や学業、いじめや不登校、生活習慣や養育、発達の遅れや就園・就学等、教育や子育てに関する相談に対応します。
◆「特別支援教育センター事業」では、特別支援教育の充実に向けて、子どもの理解や指導方法等に関する情報の発信や機関連携の強化等に取り組んでいます。
◆「幼児教育センター事業」では、幼児期の教育の充実に向けて、研修会や講師派遣を通して幼児教育施設の職員や子育ての支援者を支援します。
◆「ハートフル・スクール・サポートステーション事業では、」一般就労を目指す障害のある方(ステーションスタッフ)に校務職場における働く場を提供しています。スタッフは、支援員の指導のもとでチームで学校等での校務補助を行いながら一般就労に必要な知識や技能を身に付け、民間企業等への就労を目指します


 今年度も、職員一同全力を尽くしてまいりますので、今後とも総合教育センターをご活用いただきますとともに、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

群馬県総合教育センター所長 西村 琢巳