連盟双書 第135集
平成21年度 連盟双書 第135集

特集1
「すべての児童生徒に『基礎・基本』を確実に身に付けさせる指導の工夫」
-思考力・判断力・表現力の育成-


特集2
「望ましい人間関係を形成するための教育実践」
-豊かな人間性の育成-

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特集1「すべての児童生徒に『基礎・基本』を確実に身に付けさせる指導の工夫」
    -思考力・判断力・表現力の育成-
 

◆◆前橋市立岩神小学校◆◆


ここにもある! 読み取り、伝える力を育てる場面

■主 題 自分の考えを相手や目的に応じて伝えることができる児童の育成
- 日常的な指導の工夫を通して -

 「どのようにしたら、自分の考えを相手や目的に応じて伝えられるようになるか。そのためにどんな場面でどんな手立てが有効か。」校内共通の主題のもとに、クラスの実態や学年の状況に合わせて教師一人一人が主題を設定し、多様な場面で手立てを工夫しました。その個性あふれる実践と、互いを結び付けるための取組を紹介します。
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◆◆前橋市立永明小学校◆◆


伝え合おう、自分の考えを自分の言葉で!
■主 題 表現力を育むための学習指導の工夫
- 伝え合う活動を通して -

 本校では、調べたことや考えたことを自分の言葉で表現できる児童の育成を目指してきました。表現力を育成するために、伝え合う活動を意図的・計画的に取り入れた実践を紹介します。
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◆◆館林市立第六小学校◆◆


みんなで考え合うって楽しい
■主 題 考える力を育てる算数科の指導
- 自分の考えをもち、表現する活動を通して -

 算数科の校内研修に取り組んで6年目。目指すは、算数科の授業に意欲的に取り組む児童。算数的活動を行ったり、既習事項を活用したりしながら、「個人思考」「ペア・グループ・全体による集団思考」を取り入れ、自分の考えをもち、表現する活動を行ってきました。思考力を高めるための取組を紹介します。
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◆◆藤岡市立藤岡第二小◆◆


学び合って読む力を付けよう!
- 伝え合う場を設けた、読み方の系統的指導 -

■主 題 文章の内容を正しく読み取り、自分の考えを伝えることのできる児童の育成
- 「読みの方法」を活用した伝え合いを通して -

 児童が読み方を知り、主体的に読む力を育てるための実践を紹介します。読み方として本校で取り上げたのは、「読みの方法」です。この「読みの方法」を系統的に、らせん的に指導することで、読みの基礎・基本を習得させる授業を考えました。考えを伝え合う場を設けたことも特色の一つです。
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◆◆高崎市立矢中中学校◆◆

教えて友だち!教えて地域の先生!
- 学び合いの工夫と学校支援センターの活用を通して -
■主 題 生徒一人一人の表現力の向上を目指した授業づくり
- 学び合いと発表の工夫を通して -

 「学校支援センター」利用推進による地域人材を活用した授業の実践や、生徒が互いにコミュニケーションをうまく取りながらの発表活動の実践、互いに向上しあえるような学び合いを取り入れた授業改善の工夫などを紹介します。
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◆◆伊勢崎市立境南中学校◆◆


「分かった!」「満足!」の声が聞こえる授業改善
- 基礎・基本の確実な定着を目指して -
■主 題 基礎・基本を身に付けた生徒の育成
- 学習指導の工夫・改善と学習習慣の定着を図る指導を通して -

 平成21年度までの3年間、本校では基礎・基本の定着と家庭学習習慣の定着を図る実践研究をしてきました。取組の特色として計画的・継続的に課題プリント等を課し、家庭学習と授業をリンクさせた「境南中学校式学習サイクル」を構想し「分かる」「満足する」授業改善につなげてきた実践を紹介します。
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◆◆みどり市立大間々中学校◆◆


「書こう」「話そう」「発表しよう」
- 自分の考えを深めるために -

■主 題 表現力を身に付けた生徒の育成
- 各教科における、自らの考えを書く、話す、発表する活動を通して -

 本校は平成20・21年度、教育実践推進校の市指定を受け研究を進めています。「表現力を身に付けた生徒の育成」を目指し授業改善や調査研究を重点とし、各教科における授業の実践と学力の基礎となる学習習慣の定着のための取組を中心に紹介します。
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◆◆甘楽町立第三中学校◆◆

考察ができた。考察が言えた。
- 化学的領域での取組を通して -

■主 題 実験結果をもとにして主体的に考察ができる生徒の育成
- 問題解決的な複数の実験教材の開発と実践を通して -

 実験結果の考察を苦手とする生徒の論理的思考力の育成を図るため、問題解決的な複数の実験教材の開発とそれらを計画的に実践することを中心にした取組を紹介します。
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◆◆吉岡町教育研究所(国語科部会)◆◆

児童生徒の主体的な読解力を育てるために
- 小・中学校国語科の連携 -
■主 題 主体的な読解力を育成する国語科授業の研究
- 小中学校で連携した「読む能力」の系統性及び指導方法の在り方を通して -

 吉岡町教育研究所国語部会では、町内の小学校2校、中学校1校が連携して研究を推進しています。平成19年度から3年計画で進めている研究の内容を紹介します。
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特集2「望ましい人間関係を形成するための教育実践」
    -豊かな人間性の育成-
 

◆◆高崎市立下里見小学校◆◆
友だちとのふれあいからゆたかな人間関係へ
■主 題 ゆたかな人間関係をきずける児童の育成
- 人とのかかわり合いを総合単元的にとらえて -

 子どもたちは常に他の人とかかわり合いをもちながら生活しています。そんな子どもたちのふれあいを大切にしたいと考え実践を進めました。ここでは、道徳の時間を中心とした総合単元的な学習の実践と、縦割班活動を通した異学年の子どもたちのふれあいの実践を紹介します。

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太田市立韮川小学校◆◆
自他を大切にする子どもを学校と家庭で育てよう
- 参加型保護者会による家庭との連携を通して -
■主 題 不登校を予防するための支援の在り方に関する研究
-学級満足度尺度(Q-U)の活用と自己肯定感を高める活動を通して -

 子どもたちの「心の居場所」であるべき学級や家庭は、自己肯定感を育む場所になっているでしょうか?学級満足度尺度(Q-U)で学級の状態を把握し、個と集団に適切な支援を行ったり、参加型保護者会を実施したりして自分も他者も大切にできる子どもの育成を目指してきました。その実践を紹介します。
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◆◆嬬恋村立干俣小学校◆◆


「豊かな体験活動」の充実

■主 題 ふるさとを思い、心豊かにたくましく生きようとする児童の育成

 本校では、平成19・20年度において文部科学省より「児童の輝く心育成事業」推進校としての指定をうけ、研究に取り組みました。「思いやりの心や感謝する心をはぐくむ異年齢集団活動」「命の大切さを学ばせる体験活動」の二つの活動を柱とした実践を紹介します。
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◆◆玉村町立中央小学校◆◆


子どもが活きるあたたかな学校

■主 題 自己有用感の高まりを目指した人間関係づくり
 本校では、人権教育を推進していくための1つの観点として、望ましい人間関係づくりを目指して研究を実践してきました。その中で、子ども達一人ひとりの「自己有用感」を高めていくために学校全体として実践している事例について紹介します。
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◆◆大泉町立東小学校◆◆

道徳プログラムで道徳的実践力UP↑
■主 題 道徳的実践力のある児童の育成
- 規範意識を高める指導の工夫を通して -
 「温かい学級づくり」教師誰もが抱くこの思いに、本校では、道徳教育を中心にアプローチしました。「道徳の時間」と他の学習活動をリンクさせた「総合単元的な道徳プログラム」、「ぐんまの子どものためのルールブック50」の活用、ワークシートを用いた保護者との連携等の実践をご紹介します。
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◆◆前橋市立粕川中学校◆◆


仲間を愛し、学校を愛し、ともに成長しよう
■主 題 活力と潤いにあふれる学校をめざして
- ともに考え、導き合うピアサポート活動、リーダー研修会を通して -

 現代社会は人間関係が希薄であると言われることが多い。そういった中で粕川中学校は、心豊かで思いやりのある生徒にあふれています。この姿は粕川中学校の伝統です。良き伝統を引き継ぎ、育てることを目的とした教育活動を紹介します。
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◆◆沼田市立沼田西中学校◆◆

温かく豊かな人間関係作りを目指して
■主 題 温かく豊かな人間関係を育てる学校・学年経営の工夫
- 学級活動、教育部活、生徒会活動等の実践を通して -

 他人と上手に関わることが苦手、思いやりに欠ける言動、協力したり、支えあったりすることの経験が年々減少、先輩と後輩の上下関係のあり方。そういった実態をふまえ、温かく豊かな人間関係を構築する学校づくり、思いやりがあり、誰とでも仲良くできる人間関係を築くことができる生徒を目指した実践を紹介します。 
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◆◆藤岡市立小野中学校◆◆


笑顔とやる気が満ちてきた!
- Q-Uテストを生かして -
■主 題 よりよい人間関係を築くための学級経営の充実
- 生徒のやる気を高める活動を通して -

 生徒一人ひとりが進んで学び、生き生きと活動するためには、互いの存在を認め合い、支え合い、高めあえる人間関係が大切であると考え、Q-Uテストを使った学級集団の把握と学級の実態に応じた改善の手立て(実践事例)を作成し、実践した事例と成果を紹介します。
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◆◆高崎市教育センター◆◆

体験活動で仲間とふれあおう
■主 題 人間関係づくりと自立の基盤づくり
- 適応指導教室合同体験事業を通して -

 「他の人と協力できるようになった。」「他人を心配したり励まし合ったりすることの大切さを知った。」と子どもたちが感じた、市内7つの適応指導教室の合同体験事業を紹介します。
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◆◆安中市教育研究所◆◆


児童生徒、一人ひとりが大活躍!
- 認め合う、居心地のよい学級・学校づくり(小中4校の実践) -
■主 題 豊かな人間性を育む指導実践について
 豊かな人間性の育成は、道徳・特別活動の時間を中心に、全教育活動を通して推進していくことが叫ばれています。安中市内でも、地域の特徴を生かして、様々な取組が行われ、児童生徒の豊かな人間性が育まれています。
 安中市内の学校規模の違う小中4校で実践していることを紹介します。
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◆◆みどり市教育研究所◆◆


友達のよさを認め合える学級づくりを目指して
■主 題 友達のよさを認め合い、進んで助け合える学級づくりのあり方
- Q-U調査の結果を活用した人間関係づくりの計画的な実践を通して -
 Q-U調査の結果を分析・活用して、学級の実態に合った人間関係づくりのための諸活動を計画的に実践することで、友達のよさを認め合い、進んで助け合う学級づくりができることを検証してきました。その実践を紹介します。
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